「他人より優れた才能も知識も無いから」
「お金が無いから」
「リスクをとるのは怖いから」
あなたはこの様な言葉を理由に、
起業に対して一歩踏み出せずにいませんか?
僕はそんな人ほど、今の内から
「ひとり起業」を始めるべき
だと感じています。
今回は「起業の歴史」から、
なぜ今「ひとり起業」がお勧めなのか
についてお伝えしていきます。
「起業」の実態が変わって来ている
皆さん起業に対してどの様なイメージをお持ちでしょうか?
●大きなリスクを積極的に取らなければならない
●何だかんだ高学歴の人しかできない
●ほとんどの人が失敗する
起業に対して、
この様なイメージがついたのには歴史的に理由があります。
「マネーの虎」世代の起業
2000年以前の、
情報インフラが構築される前の
「起業」というのは、
銀行から大きな借り入れをして、
工場や事務所などの箱物を作ることが
前提とされていました。
つまり、
「大きくリスクをとることで、
他の人ができないことをする」
「大きなお金を使って、
お金を生む装置を作る」
という手法をとっていたわけです。
この手法は当たれば当然大きいのですが、
ギャンブル的な要素も大きく、
借金を抱えて廃業する人も多かったため、
「大きなリスクを取らなければならない」
「ほとんどの人は失敗する」
というイメージが作られていきました。
「ヒルズ族」世代の起業
2000年以降の起業はIT技術の進歩が進み、
一部の「新進気鋭の高学歴な天才」起業家が、
市場を席巻する様になります。
当時はまだ”インターネット成長期”で、
今ほど簡単には、検索によって知識を
手に入れることは出来なかったので、
”専門的な知識を持った”天才達が、
リスクを取って起業し成功しているイメージが、
「一部の高学歴の天才でないと起業できない」
イメージを作り上げていきました。
今の「起業」はどうなのか?
これら2つの世代と現在の「起業」の決定的な違いは
情報インフラが成熟している
という点です。
これにより、下記の2つの理由から、
過去2世代よりも飛躍的に起業がしやすくなりました。
専門知識を誰もが手に入れられる
今やインターネット上で様々な教材を手に入れることがでます。
動画ならYoutubeやUdemy、
テキストならNoteなどのプラットフォームがありますし、
全国の講師と直接契約して
教えを乞うこともできる様になりました。
今まで大学などでしか知ることの出来なかった
専門的な知識を安価に手に入れられるのです。
起業に必要な物のローコスト化
今までは例えば
「物販で起業しよう!」
と思ったら、
●銀行から大きな借り入れ
●倉庫や店舗を構え
●梱包や出荷の人員を雇う
必要があり、
当然大きく借り入れをするリスクを伴いました。
しかし今では、
「Amazon」をはじめとした、
在庫管理や出荷・配送までやってくれる
倉庫レンタルのサービスがありますし、
「Base」などを使えば、
無料でweb上に店舗を構えられる様になりました。
大きなリスクをとらなくても、
安価にビジネスを始められるようになったのです。
まとめ
「専門的な知識も才能もない」
「お金も無い」
「リスクをとりたくない」
という問題は、
小さく始めて大きく拡張していく
という「ひとり起業」の戦略
をとれば概ね解決できることが、
イメージできたと思います。
ではこれから起業しようと考えている人には
一体何が必要なのでしょうか?
それは,
「ネタを見つけて、
形にする努力ができるか?」
これに尽きると思います。
「ネタ」と言うと、
斬新なアイデアや、
目新しいビジネスプランの様な
難しいものを想像してしまうかもしれませんが、
ネタからビジネスを作るのには”コツ”があります。
こちらは過去の投稿も是非参考にしてみて下さい。
問題は「形にする努力ができるか?」の方。
「ひとり起業」とはいえ、
起業を独りで突き進められる程、
人は強くないものです。
僕はコーチングを通して、
「ビジネスとして形づくる
努力ができるあなたへの成長」
をサポートしています。
コメント