「自分探し」の前にコーチングを

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 「起業とかして成功したいんです!」

って想いを持っている方は結構多い。

 

仕事やお金に対して

無気力な人が増えているらしいけれど、

一昔前と違い、

俗に言う「成功者」が身近にいなくても、

メディアを介して彼らの様々な成功譚に

触れる機会が前よりずっと

増えているからだと思います。

 

しかし、そういった方に

「しようと思っていることは何ですか?」

と聞くと、

「具体的な何か」や「何をもって成功なのか」

については自分でも分からない

って答えが、これまた多いのです。

 

ちなみに僕は「そんな甘い考えでは無理だ!」

と言いたいのではありません。

 

何を隠そう僕自身も

同じことを言っていました(笑) 

ですので気持ちはすごく分かります。

 

ただ一方で、

この「何をするか選ぶ段階」で

止まってしまう人が多いことを

勿体ないとも感じています。

 

では、なぜ

「何かを始めたい!」
「起業して成功したい!」

と意欲のある人が、

この段階で止まってしまうのでしょうか?

 

僕らは「選択のルール」から決めたことがない

 僕らは教育課程において、

「何かを選択するためのルール」

から自分で決める経験をしたことがありません。

 

「いやいや、私は大学も会社も

しっかり自分で選択してきましたよ!」

 

確かに僕たちは、

誰かが用意してくれた選択肢

の中から選ぶ経験はしてきています。

 

しかし、多くの人が盲目的に歩んできてしまう、

「できるだけ学力の高い大学を出て、

できるだけ優良な企業に入る」

ための教育課程において、

「学力やテストの点で基準を満たす学校」
「内申点を満たしている学校」

などの”選ぶためのルール”は、

知らず知らずの内に決められています。

 

そもそも、選択肢が

「大学・短大・専門学校・就職」

という時点で、

見えていないところで様々なルールが適用の下

選択肢があなたの前に並べられていた訳です。

  

 

では、今まさに

何かを始めたいと思っている

あなたの前にある選択肢はどうでしょう? 

 

直ぐに可能か

現実的かどうか

はさておき、

「もしかしたら実現出来るかもしれない選択肢」が無限にある

のではないでしょうか?

 

いざこの中から何かを選ぼうとするとき、

選択肢を絞るためのルール(選択基準)

が必要ですが、

このルールから決める経験をしてきていない。

 

だからこそ多くの人が

膨大な選択肢を前に、

終わらない自分探しの旅」

を始めてしまうのだと思います。

 

僕はコーチングを通して、

過去の経験・現状・未来へのイメージ

の中に隠れている感情を掘り下げることで、

「選択のルール」の元になる

価値観や価値基準の見える化

を図っています。

 

また、情報の抽象化や、

優劣をつけるお手伝いをすることで、

選択肢や付随する情報を整理する

役割も担っています。

 

脳は”決まらない”方が楽?

 書籍も出している

脳内科医の加藤俊徳さんによると、

脳はエネルギーの効率化(省エネ)

が得意なのだそうです。

 

例えば、何か始めるにあたって 

「失敗したくない」
「できるだけ最良の選択がしたい」 

と長く悩んでいると、

脳が省エネ化を図り、

電気信号が同じ経路をたどる様になる。

 

そうすると答えが出せないまま

同じ問答を頭の中で繰り返す様になってしまうのです。

 

 

また、脳は何かを決めてしまうと、

必要な変化や新しい行動に

エネルギーを多く使うことを知っています。

 

成功の楽しい想像をしながら、

何も決めないでいる方が

脳にとっては心地がいいわけです。

 

あなたも知らない間に

そんな状態になっているのかもしれません。

 

この様な状態にもコーチングは有用です。

外からの質問や投げかけにより、

「省エネ経路」以外の経路を使わせることができます。

 

それにより、

独りで考えていても得られなかった気づきや、

行動の為の前向きな活力

を得ることができるのです。

 

まとめ

「選択と決定」段階におけるコーチングの意義

●価値基準の見える化で「選択のルール」を作る

●選択肢や付随情報の整理をする

●脳に新しい気づきや活力を与える

 

完璧主義や不安傾向の強い日本人は、

行動の前段階の選択で、

動けなくなる人が多い。

 

「ひとりでは進まない。

このままではダメだ!」

 

と思ったら是非コーチングを活用してみて下さい。

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