「あなたは将来の為に何か始めてはみたものの、
収益が出るまでに挫折してしまった経験はありませんか?」
僕たちは「細部に拘れる」民族です。
この気質により、モノづくりにおいて
質の高いモノを生み出してきたと言えます。
しかし一方で「完璧主義」とも言える気質が、
あなたの起業や副業における挫折を生んでいる可能性があるのです。
今回は「細部に拘れる」皆さんだからこそ意識して欲しい、
オンライン起業を成功に導く「2割力」についてお伝えします。
個人起業はスピードが命
僕たちはつい完璧主義になりがちです。
仕組みができていて、やるべきことも決まっている
会社員としての仕事なら、
完璧主義の方が高い評価を得られると思いますが、
細部に拘るとどうしてスピードが落ちてしまうものです。
しかし、インキュベーション支援の現場で得た統計資料の中に、
「ファーストキャッシュ獲得までの速さ(額によらず)は、
中期的な業績に比例する」というものがあり、
これは僕の経験上でも、
起業に必要な仕組みづくりや集客へに対するスピード感は、
その後の業績や挫折にダイレクトに影響してしまいます。
実際、起業の支援をしていても、
「ロゴ」や「屋号」を決める作業などの、
後からいくらでも変えられ部分に
多くの時間をかけてしまう人は多いものです。
(そこを考えるのが楽しい気持ちは
メッチャ分かるけどねw)
FaceBookの創業者のマーク・ザッカーバーグ氏は、
このスピード感を奪ってしまう「完璧主義」に対して、
社内でかなり注意を払っていることで有名です。
「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ。)」
マーク・ザッカーバーグ氏はこの言葉を社内の壁に貼り出し、
「まずは6割、7割のレベルでいいから形にすること。
そして、完璧にしていくのはその後でいい」と、
ご自身もこの考え方を徹底しているそうです。
ここからが重要なポイント!
ことオンライン上で展開する個人起業においては、
「まずは”2割”形にできさえすればいい」
と僕は感じています。
その理由は、個人起業は基本一人で進める分、
挫折に至るまでの時間が早い傾向にあるからです。
どうせオンライン上では
あなたがレベルの低いブログやLPを作ったとしても、
始めは誰の目にもつくことはありません。
恥ずかしいことも、笑われる心配もないのですから、
2割の出来でも起業に必要な仕組み全体を作り上げ、
1円でもいいので早くファーストキャッシュを作ることが大切なのです。
今日の学び
オンライン上で展開する個人起業なら、
”2割の出来”でいいので必要な仕組み全体をさっさと作ることが大切。
「細部に拘れる」強みを持つあなたが行う2割の出来は、
きっと他の人の6割ぐらいの出来なはず。
自信を持ってスピードを上げて取り組んでいきましょう!
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