皆さんこんにちは。
「U31 働きながら0から始める!
ひとり起業支援コーチ」の酒井です。
前回までの投稿で、
あなたのビジネスの”骨組み”に当たる部分を、
一緒に組み立ててきました。
「まだビジネスと呼べるほど
しっかり作り込められていない…」
そう肩を落としている方もいるかもしれませんが大丈夫。
ビジネスを組みあげる上でもう一つの重要な要素である、
「あなたの武器」
を知る方法について今回は掘り下げていきます。
自分は何を持っていて、何ができるのか?
そこを知ることができれば、
あなたのビジネス作りはさらに加速していきます。
あなたの武器を見える化する2つの視点
「自分には武器と呼べる様な
人より優れた強みもスキルもない」
そんな”錯覚”から、
ひとり起業のみならず、
何か新しいことを始める際に
足踏みしてしまう人は非常に多いです。
しかし、読み進めて貰えると分かりますが、
武器の元になる「強み」が無いなんてことは、
理屈上ありえません。
そんな方は今からお伝えする
「2つの視点」を理解してワークを重ねることで、
今まで”見えていなかった”あなたの武器
が明確になっていくはずです。
是非ワークにもトライしてみて下さい。
「強み」と「スキル」の違いを知る
強みとスキルはしばしば同じ意味で使われますが、
ここでは2つの意味を下記の様に分けて考えます。
強み
あなたが出来ることの中で、
あなた自身が使い易く、
意識せずともできること。
例)
●相手の気持ちが分かる
●計画的に進められる
●物怖じしない
…etc
<重要なポイント>
あなたの中にある”絶対値”で価値が決まる
スキル
あなたのみならず、
誰もが後天的に身に付けたり、
伸ばすことのできる技能。
例)
●プログラミング
●会計
●コーチング
…etc
<重要なポイント>
同じ技能を持つ他者との”相対値”で価値が決まる
この「絶対値・相対値」という視点は重要で、
ビジネスを作る上で重要なのは
絶対値である「強み」の方になります。
多くの人はサラリーマン時代に身に付けた
「スキル」を軸にビジネス作りを行ってしまいがちです。
ですが、相対値である「スキル」を意識し過ぎると、
「市場全体で見れば、より高いレベルのスキルを持つ人は大勢いる」
「彼らに勝てる様な起業で活かせるスキルが自分にはない」
「上がいくらでもいる思うと自信が持てない」
などと思いがよぎり、
スタートラインに立つ前に諦めてしまう
なんてことが往々にして起こります。
一方で「強み」を知ることは、
自分の利き手を知ることに近い。
困難に直面した時や、戦略を考える上で、
”自分が使うべきもの”が分かっていることは、
自信への後押しとなります。
ただし、ビジネスを作る段階での「スキル」は
商品の市場価値、請け負える仕事のレベルや量、
目指している場所との距離などを測る
”物差し”としの機能を持っています。
価格設定や事業計画を作る上で
あなたの持つ「スキル」を知っておくことも大切なのです。
次回はあなたの持つ「強み」を
具体化するためのワークに入っていきますので、
是非引き続きご覧ください。
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