
皆さんこんにちは!U31スモールビジネス専門コーチの酒井です。
僕は人材紹介をやっていたことや、企業内で採用担当をやっていた経験から、
世の中のサラリーマ達は早い内に”あること”に備えないといけないと感じています。それは
貧富の二極化です。
しかも、残念なことに、
サラリーマンの半分が裕福になり、半分が貧しくなるというわけではなく、
今の平均的な経済状況の人たちがじわじわと貧し側にながれていき、
ほんの一部の人たちが裕福さを享受するという構図になると思っています。
その理由は、企業内にいる「中間層人材」とくにホワイトカラーと呼ばれる、
人・物・金やプロジェクトなどをマネジメントする総合職的な人材が、
今後一番要らなくなってくるからです。
では、何故そんなことが起こるのでしょうか?
人材や物を抱え込むリスク
理由の一つは技術革新です。今や人や物をどのように動かせば一番効率的か、
その判断はコンピューターの方が早く正確になってきています。
例えば農業業界では、ドローンを飛ばして作物の育成状態を確認・分析した後、
最適な収穫時期の作物位置が現場作業員に届く
その様なことが既に始まっています。
農業だけでなく、飲食業界や建設・建築業界、運輸業界に至るまで、
一つのプロジェクト内で多くの人が関わる産業ほど、
人の管理をするホワイトカラー的な仕事はとって替わられつつあります。
では、ブルーカラーなどの技術者の仕事はどうでしょうか?
こちらも「一部のトップ技術者」以外は要らなくなってくると思います。
この変化の時代に、「社員を雇って何十年の養っていく」ことのリスクが高まっていますから、
大きな案件は技術を持っている企業にアウトソーシングすれば良いですし、
小さな案件は個人技術者を仲介してくれるランサーズなどのプラットフォームに投げれば済んでしまいます。
一部のトップ技術者だけが、それらを取りまとめたり、
企業独自のプロダクト開発の根幹を担っていくでしょう。
そうやって弾き出された人材は、より年収の低い企業へじわじわ追いやられ、
あとは玉突き式で下へ下へと追いやられていく構図ができあがっていく。
もちろん極端な例ではあるけれども、
これはもう遠い先の話では無く、もう実際に起こり始めています。
では、そんな時代にどうやって生き残っていけば良いのでしょうか?
次回はその方法についてお話ししていきます!
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