皆さんこんにちは。
「U31 働きながら0から始める!
ひとり起業支援コーチ」の酒井です。
僕自身、今まで「将来の為に何か始めなきゃ!」
その一心で様々な本を読んできました。
その中には、現在本屋のビジネス・自己啓発系の
コーナーで売れ筋になっている
「好きを仕事に」
「無理せず楽して稼ぐ」
「イメージすれば叶う」
などの本もあり、
そこには役立つエッセンスや
ノウハウが沢山詰まっていました。
例えば、
「好きを仕事に」
何をするのか?しないのか?
選択する上での重要な判断基準を学ぶ
「無理せず楽して稼ぐ」
他人や外部のリソースを使うことで、
客観的な視点を得たり、実現可能な事の範囲を広げる
「イメージすれば叶う」
イメージすることで、行動や判断の手順を
無意識化に落とし込める。
そうすることで、情報収集や
行動の質を高める事ができる
などです。
ただ、起業を目指す人達の支援をしていく中で、
今売れているこれらの本の内容については、
注意が必要だとも感じる様になりました。
その理由は、
読む側にとって”都合がいい”からこそ売れている
ということに気づいたからです。
結局どんな手法も甘くない?
起業支援の現場で、
実際に事業を興し、軌道に乗せる人達には
下記の共通点があります。
●めんどくさい事ほど素早く終わらせる
●迷ったときにでも「0」に戻らない
分かり易い例として、
仮に、あなたは”大好き”なゲームで
Youtubeから広告収入を狙っているとしましょう。
いざやってみると、ゲームをすることの他に
●機器の購入と設定(コンバーターやマイクなど)
●素材の収集
●動画の編集
●タグ付けや動画の整理
●その他メディアとの連動や運用
…etc
など、”好きなこと以外のめんどくさいこと”
を沢山こなさなければなりません。
(お金を払えば、外部に委託することは可能ですが…)
また、広告料を得るためには、
●直近12ヶ月総裁整数が4,000時間以上
●チャンネル登録者数 1,000人以上
●コンテンツの審査
…etc
などの条件をクリアしなくてなりません。
Youtube広告は越えなければならない壁(条件)が、
明確に見えるのでまだ良いですが、
自分で立ち上げたビジネスだと、
壁との距離や、壁の高さすら見えてこない
ことがほとんどです。
そうすると多くの人は、
「自分がやりたかった”好き”ことってコレだっけ?」
「無理せず楽にできる、自分に合った稼ぎ方が他にあるんじゃないか?」
そんな思いが芽生え、
他の好きな事を探し始めたり、
他にできそうなことに手を出し始めてしまいます。
つまり「好き」「無理せず」「楽」に囚われると、
そこで踏ん張るよりも、
「0」に戻る選択をしてしまうのです。
事業を作り続けられる人は、
その道が”ずっと坂道”であることを知っています。
「楽なわけがない」
そんな前提だったとしても、
どうすれば進み続けられるか?
その一点を突き詰められる人だけが
様々なことを実現していけるのだと、
彼らの姿勢からいつも教えられています。
まとめ
ただ、これらの内容を本にしたとしても
あまり売れ無さそうですね(笑)
しかし、今まさに何かにチャレンジしている皆さんは、
厳しいけど確かな現実の一つ
として是非心に留めて貰えればと思います!
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