皆さんこんにちは。
「U31 働きながら0から始める!ひとり起業支援コーチ」の酒井です。

これから何度かに分けて、
インキュベーション支援の現場で得た知識を元に、
ひとり起業の軸となる、
「ビジネスの作り方」
について説明していきたいと思っています。
ただし今回は、僕自身の過去の失敗経験を元に、
ビジネスづくりの前に行うべき大切なこと
について触れていきたいと思います。
大切なのは”ノウハウ”から入らないこと

ひとり起業を考えるとき、
あなたのビジネスを構築する過程は
ざっくり下記の様な流れになります。
<1> 価値感の棚卸
<2> 強みの棚卸
<3> 好きの棚卸
<4> 抽象化と分類わけからコンセプトを作る
<5> ビジネスモデルをつくる
<6> 検証
<7> 調整
<8> 価格などの詳細設定
「いやいや、棚卸とかいいから
楽だったり、稼げたりする方法が知りたいんだよ!」
そう感じる方もいるかもしれません。
ただ、それでもやはり一度立ち止まって
冷静に考えて欲しいんです。
だって、成功するための”ノウハウ”は
今や世の中にいくらでも転がっています。
起業の成功法をテーマにした書籍はたくさんありますし、
今の時代インターネットで検索すれば、
比較的安価に手に入れることが可能です。
ではなぜノウハウを手に入れた全員が
それぞれの描く成功を
手に入れられないのでしょう?
それはノウハウを知っているかよりも、
ノウハウを実行し続けられる理由があるか
ノウハウを実行し続けられる自分を作れるか
の方が実現していくために重要であり、
欠けているところでもあるからです。
そして、私がコンサルタントや講師では無く、
コーチをやっている理由はここにあります。
例えば、ビジネスの成功本や、稼げるノウハウ本の中に
「サッカー選手になりスポンサーをつける成功法」
そこには試合でどんなプレーをしたらよいかや、
スポンサー契約を得る為のノウハウが書かれていたとします。
「よし!これで私も成功できる!」
と思った先に待っているのは、毎日の苦しい練習です。
どうして苦しい練習を続けてまでサッカーをするのか?
どうやって練習を続けられる自分を作るのか?
その答えを持たない様な人が
サッカー選手になれる前に歩みを止めてしまうことは、
皆さんも容易に想像できると思います。
そして、その答えを自分の力で見つけ、
自分の力で選択し、
自分の力で自分を鍛え改善し、
自分の力だけで実行し続けられる、
そんな人は世の中にほんの一握りしかいません。
だからこそ僕は
視野を広めることを助け、
皆さんの中にある資源を整理し、
選択を促し、
走り続けられる様に背中を押すパートナー
として活動しています。
これは自分のビジネスを
独りだったがために止めてしまった
僕自身が求めていた人物でもあるからです。
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