こんにちは!U31スモールビジネス専門コーチの酒井です。
皆さん、最近Google、Apple、FaceBookなどをはじめ、多くの先進的企業が今”哲学研修”・教育”に多大な投資を行っていることをご存知でしょうか。
多くの日本企業でも取り組みが進んでおり、”日本人に決定的に足りていない「ある力」”を養うことができると言われています。
そして、この「ある力」を養うことが、僕がスモールビジネスを推奨し支援している理由の一つでもあります。
今回はこれからを生き抜く上で必須になりつつあるこの「ある力」についてお話したいと思います!
<スキルの相対的価値の低下>

僕がキャリアコンサルタントとして活動していた頃から感じていたことですが、ビジネスマンや企業は「専門的なスキルや知識」を盲目的に重要視し過ぎな気がします。
起業や複業を考えている人においても、「まずは資格をとってから」、「スクールに通ってから」なんて人も少なくありません。
もちろん「お金や信用は、スキルや知識を持っていない人から持っている人に流れる」原則から言えば、持っていた方がいいのは間違いありません。
しかし、よほど高いレベルまでスキルを昇華させている人以外は、もうスキルだけでは生き残れない時代になってきているように思います。
個人スケールで見てみると、ランサーズなど、個人の持つ専門的なスキルや知識を集めて提供するプラットフォームが急速に拡大しいますが、これは見方を変えると、
「個人の持つスキルや知識がインターネット介した数の暴力で買いたたかれている」
と見ることもできます。
また企業スケールで見みても、コロナ危機で顕著になった「変化の時代に人員を抱えるリスク」を回避すべく、必要なスキルを外(別の会社)で賄うアウトソーシングが活発化しています。
そもそも、RPAやAI技術などで、多くのスキルは機械による代替化が進んでいますから、
スキルの相対的価値は下がっている
と言えます。
<社会に理想を打ち立てる力>

そもそも、「ビジネスにおけるスキル = 何かしらの問題を解決する手段」なわけです。
逆に言えば、スキルが安価で簡単に利用できる今、
自分で問題を作り出せる力
こそが生き残っていくために必要且つ重要な力だと言えます。
「問題」というと分かりづらいですが、
問題=「世の中もっとこうなったらいいなぁ(理想)」が実現できていない理由
であり、社会に理想を打ち立てて、世の中にあふれたスキルを使う側にもなれないと生き残っていけません。
理想といっても、何も大きなことでなくてもいいんです。
まずは、自分が大切にしている価値観を通して世の中を見て、身近な「もっとこうなったら世の中良くなるのに」を描く練習をしましょう。
そいう意味でもスモールビジネスを自分で作っていくことは、この力を養うことができます。
是非小さい理想を打ち立てることから初めてみませんか?
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