おはようございます!洒居です!
皆さんには、
「頭では分かっているけど、上手くできないこと」
ってありますか?
人によっては、
●大勢の前で話す
●異性とのコミュニケーション
など、
上手くこなしたい気持ちとは裏腹に、
体が言うことを聞かない!
そんな経験から、
克服できずにいる「苦手なこと」
をお持ちではないでしょうか?
今回は「脳と記憶の関係」から、
苦手意識のあるものを克服し、
実現力を高める方法
についてお伝えしようと思います!
無意識的な体の反応は、「記憶」によって決まる
もしあなたに、
「大勢の前で話すこと」への
苦手意識があるなら、
是非想像してみてください。
今あなたの前には、
スーツを着たオジサンたち100名以上、
怖い顔をしてコチラを見ています。
きっと動悸が起こり、
顔は青ざめ、
唾が飲み込む音が
やけに大きく聞こえるのではないでしょうか?
この時、みなさんの脳内で
何が起こっているかというと、
①目や耳から入った情報を
「扁桃体(へんとうたい)」が受信
②過去の類似記憶と比較し、現状を評価
③運動機能をコントロールする「大脳基底核」へ
逃げろと支持を出し
④足へ血液を集める
こうして、あなたの体は
一生懸命”逃げる態勢”を整えています。
つまり、
「頭の中が真っ白」な状態は、
脳内の血が足りず、
「頭の中が真っ青」になって起こるわけです
(言い得て妙w)
参照される記憶は捏造できる
苦手なことを克服するカギは、
ズバリ「記憶」にあります。
②過去の類似記憶と比較し、現状を評価
にある「参照されるの記憶」、
これを
”都合の良い記憶”
に変えて増やせばいいんです。
…いや、そもそも苦手なのに、
どうやって都合の良い記憶を増やすん?
そんな疑問を持った皆さんには、
あまり知られていない、
「記憶の正体」についてお教えしたいと思います。
記憶=特定の脳回路パターン
「記憶」って、
脳のどこかにある
箪笥の引き出しみたいなところに
1つ1つしまわれている
そんなイメージがありませんか?
実は記憶というのは、
「神経細胞の繋がりのパターン」
もっと砕くと、
電気が流れたことのある脳の回路パターン
なんですよ。
そして実は脳は
想像するだけで、
実際行動しているときと同じ様に
回路に電気信号を流すことができる
という特徴を持っています。
身体を動かさずとも、脳は部屋の中を歩く
今からあなたの部屋の間取りを思い浮かべて、
キッチンや寝室などを想像の中で歩き回って下さい。
このとき恐らく動いているのは眼球だけですが、
実は脳内では、
物体の距離や位置を把握する後頭葉や頭頂葉、
歩く際の運動機能を制御する小脳など、
実際に体を動かしたときと同じように、
脳の各領域は活性化することが分かっています。
そんな“緻密で大雑把な”脳にとっては、
「実際起きた記憶」
と
「想像により創造された記憶」
の間に、
仕組み上大きな差は無いわけです。
あなたの想像で脳に電気を流すことができれば、
(実際は神経伝達物質も介しますが)
「都合の良い記憶」というのは
実はいくらでも作ることができます。
感情は「記憶の強さ」を決める
これは補足なんですけど、
生物っていうものはうまくできてるもんで、
人の脳は恐怖・怒りなどの
ネガティブな感情を伴うほど記憶が残り易い
という性質を持ってるんですよ。
【補足】
ネガティブな感情を伴うと、
神経細胞を活性させるグルタミン酸を、
AMPA受容体が受け取り、
脳内回路に電気信号流れやすくなる
→ 記憶が残り易くなる
だからこそ、
一度苦手意識ができたネガティブな記憶は、
強い記憶として参照し続けられてしまうんです。
ですので、
もし皆さんに克服したいものがあるのなら、
捏造でもいいので、
参照先が変わるぐらい
ポジティブで都合のいい記憶を大量に作る
ことが重要なんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
都合のいい記憶を増やしておくと、
「小脳が必要な行動タスクをまとめてくれる」
など他にも色々なメリットがありますが、
いずれにしても、
人前に立って頭が真っ白になるときみたいに、
“いざその時”って場面
にはもうできることは無いので、
あたふたせずに諦めましょうw
ただ、こういった知識を活かして、
皆さんが少しでも苦手なことを克服し、
実現力を高めて貰えたら嬉しいです!
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