こんにちは!U31スモールビジネス専門コーチの酒井です。
僕は「スモールビジネス専門」をうたっていますが、
自分でビジネスを始めたい人の全員が、
「スモール」から始めるべきだと思っているワケではありません。
実現したいことが明確で、必要なリソースや資金が明確なら、
むしろリスクを負ってでも大きく取り組むべきだと思います。
しかし、実際のところ、
漠然と「自分で何かやってみたいな」とか、
社会に対してぼやぁっと「もっとこうなったらいいのにな」とか、
人生をかけてでも取り組みたいことがある!って人の方が少ないんじゃないかと思います。
そして幸運なことに現代では、
こういった「まだぼやぁっとしてる」人たちでも、
ライトに色んなことにチャレンジできる時代になってきました。
麦を持っていなくても麦を作れる
通貨が発明される前は、「麦を多く蓄えている人」ほど裕福と言われていました。
麦から新しい麦が作られるため、
自分が食べる以上の多くの麦を保有している人ほど、
新たに多くの麦を得られる仕組みです。
つまり、資産(麦)を増やすには、土地や権利、お金などの
物理的な資産(麦)などを保有している必要があったのです。
しかし、インターネットとITインフラが普及した今、
麦(物理的な資産)を持っていなくて、
インターネット上に”情報的な資産”を
比較的安価に誰でも作ることができる様になりました。
”抱えるリスク”を負わなくてもよくなってきた
もし、あなたが物を売る商売を始めようと思った場合、
一昔前だったら、
銀行から巨額資本の借り入れ
↓
製造工場・発送拠点・倉庫などを建設
↓
人の雇用
の様に「借金・物・人」の多くを自分で抱える必要がありました。
しかし、例えばコロナ危機の様に不測の事態が起こった場合、
あなたが全くモノを売ることができなくても、
土地代や人件費などのコストは払い続けなくてはなりません。
これが”抱えるリスク”です。
しかし、今でのこの抱えるリスクを減らすこともできます。
例えば商品製造はOEM(製造の代理)してくれる企業は多くありますし、
Amzon何かで倉庫を間借りすれば、
発送拠点や倉庫を持たなくても、
注文から発送までを行ってくれるサービスもあります。
大きく抱えることにもメリットはありますが、
抱えるリスクを減らし、小さく身軽に始めることは、
- 始めることに対する敷居の低さ
- 変化の大きい時代に、世の中の潮流に合わせて事業を大きくしていける
という大きな魅力があります。
まとめ
スモールビジネスをすすめているからこそ分かりますが、
実際のところ、人がひとりで実現出来ることなんて本当に限られています。
しかし、もしこれからあなたに「実現したい大きなこと」が見つかったとしても、
インターネットを介して後から仲間や資本を募ることは十分可能です。
まずは是非「スモール」なところから初めてみませんか?
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